二次元村オタク襲撃事件
こんにちは、私です。
古いオタクなのでブログを乱立しては放置してるのに、ブログを立てるに至ったのは、うっかり観劇にはまってしまい、どれだけ熱があってもツイートで流れていってしまうのがもったいないとおもったからです。
ここまでブログを立てるか結構迷ってまして、語彙があんまりにないので、立てたところで、「最高」しか言えないからなんですね。ここが最高と言うだけのブログだと思ってください。一応考察は好きなんですけど、いかんせん頭がよろしくない。
私は昔から普通に二次元オタクで、三次元にそこまで興味を示さなかったんです。舞台なんて観に行くことなんてないと思っていました。どちらかと言うと女の子のキャラクターが好きでしたし、イケメンというものに関してはもっと興味なかったんです。
その私が、なんとあの「劇団Patch」にドハマリしてしまいました。これは事件です。オタク人生何があるかわかったもんじゃないですね。
これが去年ぐらいの発言です。
今でも俳優さんに詳しいわけではありませんが、ぱちすてに出た客演の方や縁のあった劇団の方に関しては少しずつ覚えているところです。自然といろんな事務所の若手俳優さんよりは、関西小劇場が多くなってしまいますね。
今も2.5舞台よりは、オリジナルとかのが好きかもとは感じていますが、そこはまた今度。
どうしてこうなったかということを説明すると
「劇団Patch」にはまるまでは「某アイドルプロデュースゲーム」ばかりやってました。さっきの画像に普通に書いてあるけど。ライブも行ってましたしイベントも走ったしガチャも出るまで回してました。好きなのは普通に女の子のキャラです。
そんなとき、何年も前からツイッターで仲良くしてくれているフォロワーが言いました。
「リリウム好きそう」
好きそうと言われて嬉しくないオタクはいない(たぶん)その人が前から繭期だとかなんとか言ってたのはタイムラインで見てました。気になってちょっと画像を見てみる。なるほど、とても鬱くしい雰囲気でしかもかわいい。ゴシック大好き。
その人の家に泊まることになったので、リリウムとトランプを観せてもらえることになりました。確か今年のGWぐらいのことです。
劇なら中学ぐらいでやってるけど、ちゃんとした「舞台」を観るのはこれが人生初のことでした。
リリウムを観る。
「…これ観た人どんな気持ちで帰ればいいの…」
あまりに余韻がすごかった。
ミュージカル慣れしていないので、「突然歌いだす現象」の不思議な感覚はあったんですけど、そんなことよりも迫り来る絶望感。こんなのアニメでも漫画でもゲームでも見たことがなかった。生きることに絶望する話なんてこれ以外に知らなかった。
ハロプロのアイドルがやってると思えないぐらい、演技に引き込まれた。演技が学芸会と言われていることもありますが、私はそもそも舞台に慣れていないので、十分入り込むことのできる演技でした。歌もいい。特にスティグマは印象に残ってました。
二輪咲きも観ました。
そしてDステトランプを観る。
さすがに先に観たリリウムほどの衝撃はなかったけれど、役の入れ替わりや入り組んだ時系列は見事で、もう一度観たいと思うものでした。ギャグはちょっと寒いことはあれど、なんだか愛しい。ジョルジュ好きです。あのシーンのアレンとソフィの変わり方が印象的で(お察しください)舞台はこんなことができるのかと感動しました。
それからは某ゲームをやりつつ、娘。について調べている日々でした。ひたすらPVを観ながら顔と名前を一致させる。はーちんとか言う子がめちゃくちゃかわいい、どぅーのネセサリーがやばい、鞘師の卒業シングルがめちゃくちゃいい…とそのまま娘。オタになるのかと思いつつPV観るだけに留まる。にわかオタクが出来上がった。
そんなときトランプシリーズ最新作「グランギニョル」をやるという情報を得る。なるほど、やはり出演者ほぼ知らない。めいめいはもちろんわかったけど。これはもう行くしかない。リリウムを観せてくれたフォロワーと行くことにした。
オタク人生初の、生観劇です。
(しかも最前列でした)
この時点でも舞台にはまる気なんてさらさらありません。私が好きなのはあの世界とストーリーであって、観劇や俳優ではないと思ってるからです。
グランギニョルを観る。
ありえないぐらい泣く。
今まで触れたどんな作品でもこんなに泣いたりしたことがなかった。リリウムとトランプで絶望を見たけど、泣きはしなかった。きっと今回もたくさん死んで、もっと深い絶望がそこにあって、なんとも言えない気持ちを抱いて帰るのだと思っていた。甘かった。なかなか立ち上がれないぐらい泣いてて、一緒に観に行ったフォロワーと感想を話そうとしても泣きそうになってしまうレベル。結末は悲しいものであっても、必死で足掻く姿に胸を打たれました。
それで、俳優さんとして気になったのは染谷さんと三浦さんでした。あんまりの暴力的な美しさで、そこにいたので、こんな人間存在するんだ、と鼻筋とかめっちゃ見てました。陶器のような肌、彫刻みたいな横顔。ただ、顔がいいというところで落ち着いてしまいました。
あと大久保さんがキャスパレ?ではけるときだったかな、そのときにはもうオズの役が入ってて、舞台俳優さんの根性を知りました。板にたくさんの人数がいて、誰も自分のことを見ないかもしれないけれど、板の上にいるときは、絶対に気を抜かない。かっこいいと思いました。
やっとぱっちが見えてきました。
たまたまグランギニョル感想を観ていたときに見つけたブログです。なるほど、そういえばスペクターは観ていなかったな。ただ衣装や世界がタイプじゃなさそう。だってゴシックがいいんだもん。曲だって和田さんと新良さんじゃないし。でも末満さんのことだから、たくさん伏線があったに違いない。知らないと損してるかも。とりあえず、買うか。
オタク人生初、舞台の円盤購入。
スペクターを観る。
一言一句自分の予言が外れなかった。
素直な感想を言えば、スペクターはリリウムほどの強い絶望も、グランギニョルほどの感動やほんの少しの希望をくれなかった。まあやっぱりあのシーンはちょっとだけ泣いてしまいましたが。
そんなことより
そんなことより、ヒューゴかわいくない?????
シリーズごとに好きなキャラはいるけど、ダントツでこの子が一番好きだと思いました。飛び抜けてました。こんなにヤンキーなのにシルクハットとか被ってるし、白のふりふりだし。だんだん自分の思い通りにならないことに苛立って駄々をこねる子供のようになっていく。なんっっっっっってかわいいの?????
私はこの時点でも、私が好きなのはトランプシリーズであり舞台でないと思っていました。ヒューゴは役が好きなんだもん。私の中で、役が好きと俳優が好きは必ずしもイコールではない。
スペクターの特典映像(ディスク二枚目のやつ)を観る。
床に座ってセリフをぶつぶつするヒューゴの俳優さん、かわいい。印象に残りましたか?で耳を傾けて来るヒューゴの俳優さん、かわいい。ヒューゴの見た目がかわいいから何をやってもかわいいんだね。
ヒューゴ役松井さん「スペクター座談会!」
???????????
この人、なんというか、大阪の人より大阪っぽい話し方…というか芸人っぽいな…ていうかこの人こんなに話せる人だったんだ…こういう場で仕切ったりするタイプなんだ…しかもめちゃくちゃ面白くない???オタクはそういうギャップに弱いんだよなあ〜〜〜
ヒューゴ役松井さん「D-BOYSさんにイケメンさで勝てるわけないやん patch見てみ、ブスばっかやん!」
???????????????
この人めちゃくちゃ言うぞ!?!?!?!いやそうかもしれないし、だからこそ別のところで頑張るぞって話なんだけど!!!!これをメンバーに言える人ってすごい、気を使わない関係が見えた気がする。これがなぜかやたら印象に残る。
あのかわいいヒューゴくんを演じていたのは松井勇歩さんというなんだか喋りの面白い人でした。
まだぱっちはまってないよ!!の態度を貫きつつ
特別タイプという顔ではない。爽やか系のイケメンだなという印象。
ちょうど、その時期にジャー忍があるために準備を始めるメンバー。
私はさらにおかしくなっている。
ぱっちについて知識をつけていくうちにこうなって、
結局ジャー忍のチケットを取る。
ジャー忍を観る。
それまでにラインライブやブログでいろんな知識を少しずつつけてはいたんだけど、生の俳優さんがあんまり近い距離にいて、そこにいるだけでまず泣きそうだった。OPでずっと泣きそうだった。松井さんは本当にかっこよかった、尾形さんツイッターで気になってたけど好きになってしまった。完全に私、劇団Patchが好きなんだわ…
観劇はまだ慣れてないけど、彼らの輝くところがもっと観たい…彼らの仲良しなところはいろんなところで見られます。でも板の上にいられるのはほんの数日のことなんです。彼らは劇団だから、少しでも多く立っていられるようにしてあげたい…
箱推しができあがった。
よくわからないですよね。私もよくわかりません。転がり落ちたことだけ伝わればそれでいいです。
今月も観劇が決まってるので観に行ってきます。
ここまで読んでる人いないとは思いますが、
ぜひ来てね!!!!!!!!私も行きたいです!!!!!予定が合えば!!!!!